
わたくしたちは、2025年8月1日より新たに丸紅ファーマシューティカルズとして新たなスタートを切ることになりました。
丸紅ファーマシューティカルズは、住友ファーマ株式会社が掲げる「研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」という企業理念の下で中国および東南アジア地域において本格的に事業を開始して、それぞれ27年目および7年目を迎えます。これらの地域での貢献が徐々に浸透し、2024年度の売上高は約450億円、連結ベースの営業利益は約200億円以上という素晴らしい業績を上げられるまでに成長し、収益を着実に上げられる基盤を構築することができました。これは、700名を超える全従業員が中国・アジアの患者さんへの貢献と、自らの成長に寄与することを目指して、日々努力を重ねて来た結果です。私は、皆さんに心から感謝と敬意を表するとともに、今後も自信を持って中国・アジア事業の成長に向けて取り組んで頂けるものと信じています。
これからは自社創薬を行わない新たなビジネスモデルに挑戦していくことになります。丸紅グループが持つグローバルネットワークの活用と我々の総合力と専門力で信頼と実績のある医薬品を世界中から探し出し、その価値の提供することで「世界の人々が笑顔で暮らせる毎日に貢献する」ことを実現させることができるグローバルイノベーターになるという新たな挑戦を始めます。日本には「最も多くの人を喜ばせたものが、最も大きく栄えるもの」という言葉があります。我々のミッションを実現することで必ずや成長できるものと固く信じております。
このミッションの実現をするのは人財にほかなりません。企業成長の源泉は「ひと」だと私は信じています。丸紅ファーマシューティカルズには、新しい古いということではなく、常にその地域で必要とされる医薬品と必要な情報を提供することこそが当社のイノベーションであるという考えが浸透しており、その意識を強く持ち確実な成功を実現できる「ひと」が育成される文化が醸成されていることこそが最大の強みだと認識しています。
同時に、目標を成功させるために必須の”One DiverseTeam“が機能している素晴らしい組織であり、
事業を推進する上で頼もしく信頼できるチームワークが形成されていることも当社の強みです。
この強みを活かして成功するためにはもう一つ重要なことがあると考えています。それは「限界こえて努力する」という姿勢です。私たちが実践してきた“CHANTO”の本質である「私たちは限界に挑戦し続け、決して止まらず、常に目標を達成する。"We keep on challenging our limits, We Never Stop, We Always Achieve Our Goals“」の考え方を私たちのコミットメントとして、従業員の皆様と共に将来を見据えて変化を恐れず挑戦し続けたいと考えております。
丸紅ファーマシューティカルズ
取締役社長
